こんにちは!

NPO法人美えな塾の片山やよいです。

レジリエンスって知ってますか?

レジリエンスとは、何があってもうたれない、打たれ強さのこと。

レジリエンスを上げるというのは、そういった能力を強める。ということ。

 

これは、人の性質なのでしょうか?

ずっと、それは人の個性だと思われてきたことでしたが、最近は、幼少時から大人になるまでの体験・経験で培われているものだということがわかってきているそうです。

 

例えば、統計でいうと。

虐待を受けていた子供は、将来、自分の子供にもそうした行為をしてしまう確率、というのは高いそうなのですが、

決して全員ではありません。

自分は絶対にそんなことをしないと誓って、幸せな人生を歩む人もいるのです。

例え同じ経験があったとしても、乗り越えられる人と、乗り越えられない人の違いってなんだと思いますか?

 

自分の子供には、どんなことがあっても乗り越えられる力を持ってほしい

と思いませんか?

私は、全てに向き合って、乗り越えてほしい。とまでは思いませんでした。

逃げることで、自分を守ることができるなら、逃げることも、悪いことではない。

ただ、自分の人生を自分で諦めて欲しくないな〜とは思っていました。

そんなしなやかさを育てるには、どうしたらいいと思いますか?

レジリエンスを高めるには5つのポジティブ体験

レジリエンスとは、耐性、つまりしなやかさ。

これらを作っていくのは、大人になっていく過程の中でできる事でしたよね?

これは、人生100年時代の中で、健康寿命を上げることにもつながるらしいので、大人になってからも必要だということになります。

さて、

この5つをチェックしてみてください。

 

①自分の気持ちを家族の誰かに話せる

②自分が大変な時に家族の誰かが支えてくれたと感じた

③自分を気にかけてくれる親以外の大人がいた(家族以外の存在がいた)

④家庭以外に、居心地の良い場所があった

⑤友人・恋人に支えられていると感じた

いかがでしょうか?

私は、幼少時、自宅の1階はスーパーでしたから、お昼休憩の時、お惣菜屋をしていた、叔母や、近所のおばちゃんたちが、毎日13時半頃から、集まってきて、お昼休み&お茶のみをしていました。

私も、なぜかその輪の中にいることが当たり前で・・・ずっとおばちゃんたちの話を聞いていました。

ベランダに出れば隣のおばちゃんが声かけてくれて、良いものあげるからとお菓子をくれ。

回覧板を持っていけば、お駄賃ね。とまたお菓子をくれた。

そんな環境、今では作りたくてもなかなかできないことなんでしょうけど・・・

私はよく、打たれ強いとか、強靭とさえ言われたりしたことがあるのですが、そんな体験が私をしなやかにしてくれていたのかもしれません。

 

PTA役員なんてだるい!!って本当?

そう考えると、父母会の役員とか、PTAの役員になることって、めっちゃ、人と関わるので、やっただけで自分と子供のレジリエンスが高くなる!!

って思えてきませんか?

地域活動も、学校の行事も、参加ができたら参加する。

これは、お子さんがいるからこそ出来ることも多く、学童期のお子さんがいる方は、なんなら、チャンスでもあります。

私はいつも、役員決めの時に、下を向いて、時間をやり過ごす。という姿に、とても違和感を感じていました。

ええ、そうです。

もう、黙っていられなくて。

子供達が小学校中学校の時は、仕事をしながらも、がっつり、私は、役員やっていましたよ。

でもその時に出会った役員の人とは、いまだにつながりもありますし、お世話になった教育委員会の方は、退職後、子育て支援事業をしているので、今では一緒に活動もしています。

出会いって面白いです!

どうせやるなら、自分からやる!

人ってやらされている感があると、疲労感が増します。

自分からやる気になっただけで、疲れないのですから、人の体はとても不思議です。

 

何をどう捉えて、選択し行動していくのか?はまんま人生になります。

自分で生きる!という感覚を持ちながら生きると、老けませんよ。