NPO法人美えな塾の片山やよいです。

この内容は抱っこ紐フィッター養成講座でもお伝えしていますが、産後すぐのママは、赤ちゃんのだき方にとても悩まれます。

コロナ禍でなかなかママたちに直接お伝えする機会がないので、こちらでお伝えできたらと思います・・・

新生児の抱っこの仕方

①抱き上げる時は赤ちゃんと養育者の胸を出来る限り近づける。

床に仰向けの場合は、赤ちゃんの首をしっかりとサポートし、少し横向きにしてから抱き上げると、赤ちゃんの首に負担がかかりません。
宝物のように、大事に抱き上げましょう。

②両腕で作った輪の中に、赤ちゃんの背中をまあるくキープしたまま
すっぽりと入れる。

養育者の片方の肘は赤ちゃんの首に
ほかの肘は膝裏にくるようにセットします。

③NGな抱っこ

脇の下に親指と人差し指を引っ掛けて抱き上げるのはNG!! なんです!
それは、、不安定で赤ちゃんが緊張してしまう&養育者は腱鞘炎になりやすいから。
手のひら全体と、体全体を使って抱き上げましょう。

密着度が少ないと、ママも赤ちゃんも手足が不安定ですね。
手足の脱力を促すとしがみつく力が不足し、反り返りやすくなり、背面の緊張を招くことも。

赤ちゃんの腕がだらりと垂れて、上半身と下半身がねじれる。これが長時間に渡ると、継続的な体の使い方の誤学習が生じる可能性あります。

④まとめ

新生児の場合、お腹の中にいたときのようなCカーブを描く形で抱っこしてあげると安心しますよ。

美えな塾では、新生児から使える。と書いていても、縦抱っこひもで、新生児を抱っこすることをおすすめはしていません。
スリングを使う時も、おひなまきで巻いてからスリングの中に入れ、体が斜めに歪まないように抱っこをしてもらっています。

もしくはベビーラップやボバラップなど体のCカーブが描けるようなものをお勧めしています。

首が座るまでは、なるべく素手抱っこか、ベビーカーを使えるといいですね。