NPO法人美えな塾の片山やよいです。

1月19日(日)

朝霞市中央公民館で、女と男セミナー((ひととひとセミナー)【多様な性について考えてみよう】

が行われました。

講師は、特定非営利活動法人LGBTの家族と友人をつなぐ会会員

  中島 潤(なかじま じゅん) さん   

8歳の子にLGBTQをどう説明しますか?

どうでしょうか?
少し考えてみてください。
私は講座を聞く前と聞いた後の2時間後には、この答えが変わっていました。
それだけ、自分の中でも、わかっているようでわかっていない、のが現実ということでした。

トランスジェンダーの反対語って知ってる?

恥ずかしながら私は知りませんでした。

その反対語を使わなくていい世界にいるからです
普通という枠組みの中で何も疑わずに生きている
普通とされる枠組み以外の人は、生きづらい。
そんなことさえ、想像できない社会に私がいること。
生きづらい人もいるんだということを、わかりやすくするために、作られたのがLBGTQ
今は➕もつくようになりました。
トランスジェンダーの反対語は、
シスジェンダーです。
ではバイセクシャルの反対語は?
ヘテロセクシャルです。
なかなか、覚えられない私です・・・

理解をするだけでいいのか?

話を聞くにつれ、子育ての中での親子のコミュニケーションがいかに大事かと思わざるを得なかったです。
普通の親子のやり取りの中で、親自身に何らかの強いバイヤスがあり、そんな言動を見聞きしていたら、子供は、親に相談できるでしょうか?
どんな自分でも、受け止めてくれる存在。それが親であったらどんなに安心だろう。
理想と言ってしまえばそうですが、今はわからないけど、わかりたいと思う、そんな気持ちがあればな〜と思います。

思いやりは嘘くさい

困難な人を助けてあげよう。
育児支援をしていても思うのですが、助けてあげる。その目線はどこからくるのだろう。
その人は、本当に可哀想な人なのか?
らしく生きたいだけなのに?

見えてくるのは社会の構造

そこから見えてくるのは社会の構造でした。

LGBTQという言葉が必要になる背景
社会が普通を設定しているからこそ、普通に当てはまらない人は生きづらくなり、
LGBTQという言葉ができたという背景。

社会は、私たちが作っていくものであるなら、大人の私たちが、学んでいかないといけないな。と思いました。

8歳の子供に、どう説明する?と、講座を聞く前に聞かれた時、私は、言葉の意味を伝えることを想像しました。でも、

2時間後にそれは見事に変化していました。

みなさんは、8歳の子にどう伝えますか?