埼玉県男女共同参画推進センターより
「おとなの性教育アンコール配信」のお知らせです

お互いを思いやるには、お互いを知ることから

去年秋に開催した、夫婦講座では、産後、どのように体は回復していくのか?

いくつかのカードを順番に夫に並べ替えてもらうワークがありました。

子宮が元のサイズに戻る

悪露が終わる

妊娠前の体に戻る

1ヶ月検診などなど・・・

 

まず、

男性で

悪露が読めなかった人は何人かいましたね。

「なんていうの?あくつゆ???」

という声も聞こえてきました。

 

そっか〜そうなんだね〜
と心で思いながら、講座の様子を見ていましたが、

妊娠期、

出産の時、

産後に、一体何が起きているのか?

 

を夫が改めて知ることで、妻に優しくしよう!!!!という気持ちが芽生えていく様子が手に取るようにわかり、渡邊大地さんの講座は、やっぱりすごいな〜〜〜〜!!!

 

と思っていたのです。

 

この講座でも、まず、知ること。

女性の体を知ること。

生理を知ること

性感帯を知ること

気持ちいいくらいに、正々堂々と話してくださっています。

私が衝撃を受けたのは、戦後の国の政策で一番早く行ったのは、慰安婦を募ることだった。ということ。

日本人は、性に対してとても未熟で、何も知らない民族です。というか、知らされてこなかった民族。と言ってもいいのかもしれません。

その背景からのお話はとても興味深く、

私自身も、知らされなかった年代だからこそ、性教育は、大事にしていきたいな〜と思うのでした。

3月までアーカイブ視聴可能ですので、ぜひ、ご登録ください

 

以下、埼玉県男女共同参画推進センターのホームページより、転載させていただきました!

第1部  講演1「おとなたちは『性』をどう学んできたのかー性別・世代のちがいを意識しながらー」

講演する村瀬幸浩さん   講師:村瀬 幸浩さん

 日本の性教育のスタートは、純潔教育、道徳教育であり、その考え方は現在も変わっていないこと、これからの性教育は人権教育と捉え、科学的見地から教える(学べる)ことが必要だと特に強調されました。また、不幸にならないための性の学びから、幸せに生きるための学びへ転換しなければいけないと、高校・大学での教員時代のエピソードを交えながらお話いただきました。

【講師プロフィール】
元一橋大学講師、日本思春期学会名誉会員。愛知県名古屋市生まれ。私立和光高等学校教諭として25年間勤務し、科目「人間と性」を担当。1982年「”人間と性”教育研究協議会」の設立に参画。著書は、『3万人の大学生が学んだ 恋愛で一番大切な”性”のはなし』(KADOKAWA ,2020)、『おうち性教育はじめます』共著(KADOKAWA ,2020)、『男子の性教育 : 柔らかな関係づくりのために』(大修館書店, 2014)等多数。

第1部  講演2「生理から考える社会課題ー『生理の貧困』を起点としてー」

講演する塩野美里さん   講師:塩野 美里さん

「#みんなの生理」のアボドカシー活動や、生理用品の設置・配布などの取組についてお話いただきました。生理に関する課題には、経済的負担、学校・職場などへの影響、生理のタブー視など様々な要因が影響しており、生理を個人の問題とするのではなく、社会全体、みんなの問題としてとらえることが重要とお話いただきました。そして、生理の問題をきっかけとして様々な社会問題をみんなで共有できれば、誰にとっても優しい社会になるのでは、とお話されました。

【講師プロフィール】

「#みんなの生理」副代表。大学在学中、かねてより友人であった共同代表2名とともに、2020年の「#みんなの生理」団体設立当初より活動を続ける。現在は会社員として働きながら、団体のイベント企画・運営、生理用品送付事業などを行っている。

第2部  対談 「おとなの性教育」

対談する村瀬さんと塩野さん
村瀬 幸浩さん × 塩野 美里さん
・ファシリテーター:薄井事業コーディネータ

講師のお二人に、性教育や生理の貧困について、活動をはじめたきっかけや周囲の反応、困難をどう乗り越えていったかなど、性別・世代を超えて大いに語り合っていただきました。

 

 

 

 

【講演動画のアンコール配信について】
https://www.pref.saitama.lg.jp/withyou/event/report/r4/1022seikyouiku.html

 

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