NPO法人 美えな塾の片山やよいです。

今では想像がつかないと言われますが、

初めての育児では本当に悩みました・・・

 

うちの息子の特徴として・・・(2〜3歳児くらいのとき)

 

・人のものを奪う

・自分のものは貸せない

・思い通りにならないと噛み付く

・とにかく忙しい・・・

という感じでした。

 

だから、私は他のお母さんやお友達に頭を下げてばかり。

叱る。謝る。の繰り返しで、そんな自分にも嫌気がさし

出口が見出せずにいました。

 

 

でも子育ての中の、「いい子」の定義について、そして、そのいい子にさせるためのしつけについては疑問ばかりの状態でした。

 

いい子って、どんな子ならいい子なんでしょうか?

私自身、子供を叱るとき、親たちや周りの目を気にして叱っていた。ということが多く。

叱ると自己嫌悪に・・・

 

 

でも、そんな中、素敵な友達と出会うことができました。

 

「子供のうちのわるいことなんてたいしたことないから、見ながらも、やらせてあげようよ」と。

 

まずは、おもちゃの取り合い。

おもちゃが武器になったら、大人が取り上げますが、それまでは見守る。ということをしました。

面白かったのはおせんべいの取り合い。

おせんべいで、取っ組み合いの喧嘩が始まったのです。

 

それでもお互いお母さん同士、よし!

と机と椅子をどかし、広い場所をつくって、思い切りやりなさい!と息子同士喧嘩させたことがあるんです。(もちろん素手で)

兄弟では喧嘩ももちろんあると思いますが、小さいときに他の子と喧嘩ができる環境にあったことが、今では宝だな〜と思います。

 

 

おせんべ一枚でこんなに熱くなれる。必死になれる。そんな風に戦える息子をみて、

瞬間を生きるってこういうことなんだろうな〜〜って感動すらしました。

 

子供の時間はとても短いのに。子供のままでいさせてもらえない子供が多いな〜と感じるときがあります。

ちゃんとして。

謝りなさい。

片付けなさい。

忘れ物しないようにしなさい。

 

私はダメな母かもしれませんが、

心からわるいと思ってないのに、子供に無理やり謝らせることなんて無意味だと思ってました。

わるいと思ったら、親が心底、謝ればいい。絶対に子供は見てるから。

片付けも、自分が居心地がいいのか悪いのか?それを感じることの方が大事。

忘れ物も、することが悪いとは思えない。大事なものがないときに、どうやって乗り越えるのか?そっちの方が興味があります。(そんな私は忘れ物番長です)

 

子供も成長すると、どんどん自分の意見を持ち始めます。

 

そんな成長と共に会話をすることがどんどん楽しくなっていきました。

 

反抗期ってなかったですか?とよく聞かれます。

 

少しはあったと思います。

 

イライラすると落ち着くまで部屋から出て来ないとか。

でも、私がどれだけ、両親に対して反抗してきたか?を話したり笑

成長の段階でイライラするのは、あんたのせいじゃなく、ホルモンのせいだから。

みんなそうだから仕方ないね。という話をしました。

 

そうすると、そんなもんか・・・とそして、母さんよりはマシ?と本人も思ったんじゃないかな?笑

 

息子にも娘にも、

勉強をしなさい。宿題をしなさい。と行ったことはほとんどありません。

 

勉強はときに苦を生みますが、親がそれをわざわざ教えることはない。と思っていたから。

 

知ることは、楽しく。実際に知ったことを使っていく知恵に変わったらワクワクする。

という勉強の基本は壊したくなかったですね。

息子は中学まで本当にちゅうくらい、平均より少し上くらいの成績でした。

受験が終わって、高校に入ってから、見違えるように勉強するようになりました。

(え?いま、受験終わったのに?と思ってしまうくらい)

子供はどこで成長するかわからないな〜〜と思った瞬間でした。

娘は、平均より少し下くらいでした。

少し劣等感も持っていたようです。

娘も高校に入ってから、勉強の楽しさを見つけ出しました。

そして、部活にのめりこむことや、人とのコミュニケーションにも悩みながら向きあっていました。

 

子供に願うことは自分に生まれてきてよかった〜って思ってもらえることかな?

 

とりあえずいまは、そう思ってくれているようで、振り返ると幸せな育児をさせてもらってきたな。と感じています。

 

宿題がないのに、学力がどんどん上がる国・・・それはフィンランドです。

 

世界ふしぎ発見でも取り上げられていました。

 

ネウボラもそうですが、見習うことはたくさんありますね!

 

そして、大人が大人として自立していないと、こういった思い切ったことはできないんだろうな〜〜なんて思います。

あ、そうそう、

くぼたのうけんのカヨ子おばあちゃんの旦那様(脳科学者)の講演を聞きに行ったときも、

 

今後、音楽、美術、体育の授業が減っていくでしょうが、それでは国語の能力はどんどん下がることになりますよ。と。

そして、早期教育はダメだと。

左脳は、右脳が伸びた後に伸びる(シナプスが)だから幼いときは右脳を使う感覚を大事にしないとね。って。

先に左脳を育てたら、中学以降、伸び悩むよ。って。

とてもざっくりですが、そのようなことをおっしゃってました。

 

脳には遊びが必要!

これ、大人もね!

 

 

 

 

 
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