NPO法人 美えな塾片山やよいです。

私は生まれた時、へその緒が3回も体に巻きついていて、仮死状態で生まれてきたと言います。すぐには泣かなかったらしいです。

顎関節症も小さい頃からあったのはこのせいなのかもしれません。

 

人は、妊娠して赤ちゃんの誕生を心待ちにしている時。

大抵の人は、普通分娩を想像します。

帝王切開とか、鉗子分娩とか、吸引分娩とか、きっと想像しないと思うんです。

人の数だけ出産があるから、本当に人、様々です。

こういった仕事をしていると、

正常分娩できなかった事に対して、ちゃんと産めなかった。と、自分を責めてしまう方に出会います。

私自身はどうかというと、二回の出産共に正常分娩といわれるものだったので、本当のところで、そういった方の気持ちがわかるのか?

 

と言われたら、わからないです。ごめんなさい。

でも想像する事はできます。

 

 

骨盤リーダー養成講座ではわこう助産院の伊東院長の座学があるのですが、

命が生まれるという事に対して、

母体も赤ちゃんも命が継続してくれるなら、どんな方法であれ、良いとか悪いとか、なんの判断もいらない!

 

と断言してくれました。

命を守るために母親は覚悟を決めて、お腹を切ったり、痛い思いをするんです。そしてそうする事で命が継続していけるなら、もうそれだけで完璧なんです。

と。

 

本当に、本当に。そう思います。

 

そして、出産の方法が辛いと、胎内記憶のように残りトラウマになる人もいる。とか聞きますが、

 

それもひっくるめて、それは子供がそこを選んで生まれてきているのだと思います。

帝王切開で生まれてきたい赤ちゃんもいるんだと思います(個人的見解)

 

普通分娩だとママの体力が持たないから絶対に逆子から戻らないぞ!と決めてたよね。という赤ちゃん。

ママも赤ちゃんもとても苦しい出産だったけど、その気持ちを乗り越えるために生まれてきたんだよね。

 

とか。

 

もしかしたら、の世界ですが、母親と子供のその後の人生の大きなテーマがあるからその出産方法だった。という事もある。と思ってます。

もちろんマタニティエクササイズでは、安全に落ち着いて出産できるように、体を整えていきます。

産む前に整えられる事も結構あるので、妊婦さんにはぜひ受けて欲しいです。

 

 

ただ、私は日頃、歪みを正すエクササイズの仕事をしているのですが、

やればやるほど、私は歪み自体悪いもの。だと思えないのです。

その人の人生の中で最善の方法を無意識でとってきた。だからこその歪み。だとしたら。

愛おしくなってしまう。

歪みはバランスをとるための自己防衛です。

何かを悪者にするのではなく、それまでの自分の選択をきちんと受け入れて、癒してあげたほうが、きっと優しいな。

 

そう思っています。