どんなに可愛い赤ちゃんも、
ずっと泣かれてしまったら、お世話する方は、心身ともに、ヘトヘトになってしまいます。
今日は、なんでなくの?
を考えてみましょう。
たくさんの赤ちゃんとママを見てきて、感じてきたことなので、エビデンスはありません。
が、よく泣く子に見られる共通点がありました。
1、体が硬い
2、反り返りが強い
3、横抱きが苦手
4、口が歪んでいる
5、音や光に敏感
など。
マタニティ期から産後までのお母さんの様子を見ていると、妊娠中のお母さんのお腹の形と、産後の赤ちゃんの様子には関連性があるのではないか?と思うことがあります。
まんまるなお腹から生まれてきた赤ちゃんは比較的、落ち着いている印象。
尖腹だったり、お腹の下の方が膨らんでいたお腹から生まれていきた赤ちゃんは、少しからだが硬く、よく泣いてしまう印象です。
40週かけて人間を作っていく過程の中で、大事なのは、
・どうやってたくさん赤ちゃんに栄養と酸素を届けるか?
・居心地の良い場所をどう作っていくか?
の2点です。
栄養と酸素については、食事と血流がポイントです。
あなたは血流いい方ですか?
居心地の良い場所とは・・・
赤ちゃんが大きくなっても、まんまるでいられる空間があること。です。
腹腔。ということになります。
体が薄くて、呼吸が浅く、肋骨があまり動かない人は、どうしてもまんまるお腹になりにくい。
赤ちゃんもまるくなる空間がないと、首を曲げたり、足を伸ばしてみたり、自分の身体を変化させるしかありません。
まるで岩場で寝なければいけない状態だとしたら、体は痛くなりますよね。
しかも40週ずっとです。
生まれて解放された時に感じるのが、
「!!体、痛いーーーーー!!」
だとしたら、やっぱり泣くと思うんです。
産後の育てやすさについては、
・マタニティ期に母体を整えておくこと
・生まれた後の赤ちゃんの抱っこの仕方
で随分と違いが出てきます。
まんまるお腹だったし、赤ちゃんもフワフワ。
でも、泣くんです〜〜〜
という場合。は
パープルクライング現象かもしれません。
P→PeakofCrying
生後2か月くらいがピークとなり、その後少しずつ緩和される。
U→Unexpected
赤ちゃんが泣いている原因が分からない。
R→Resistssoothing
なだめることもできない。
P→Pain-likeface
痛くなくても痛そうに泣く。
L→Longlasting
長く続き、1日5時間泣く場合もある。
E→Evening
特に午後から夕方によく泣く傾向にある。
要は、誰のせいでもなく、とにかく、泣く時期がある。ということです。
生まれて最初の1年は劇的に成長します。
首も据わらず、くたくたの赤ちゃんが、歩けるようになるんですから、それは、物凄い細胞分裂です。
訳がわからない成長に、そりゃ泣きたくもなるよね〜
くらいの余裕を持って、ママとパパには
「泣きたい日もあるさ」と構えてほしいな〜と思います。
ただ、声が枯れるまで泣く。というのは、やはり、体がいたかったり、何かを訴えている場合もありますので、
心配な時は、病院や、保健所などに連絡をし、助産師さんと繋いでもらい、アドバイスを受けることをお勧めします。
赤ちゃんが寂しくて、不安で泣いているんじゃないかな?と思う時は、おくるみで包んで抱っこしてみてください。
お腹の中にいた時の赤ちゃんは、ずっと子宮の中の羊水に浮かんでいます。
身体中、子宮の膜(えな)に包まれていたのです。
なので、身体中、まんまるく、何かに包まれていると安心するんですよ。