NPO 法人美えな塾の片山やよいです。
第2第3水曜日、午後14時から、わこう助産院でマタニティクラスを担当しています。
院長に言われているのが、赤ちゃんの位置が斜めになってる人が多い・・・ということ。
先日BS-TBSヒポクラティスの 誓いに渡部信子先生の密着が放送されていましたが、赤ちゃんの向きや、位置についてのお話もありました。
その中ではお母さんのS字湾曲姿勢が崩れ、平らな背中になっていると赤ちゃんの頭に背骨が当たってしまって嫌だから、位置が悪くなる。ということをおっしゃっていました。
私は、まず妊娠する前の体つくりは必須だと思っています。
妊娠してからだと、私たち運動指導士は、医師や助産師の元でなければ運動指導はできません。
そして妊娠時の健康の度合いも個人差があり、みんな、そのエクササイズでいいのか?というわけではなく、動きに制限がかかります。
最近、子育てサロンやレッスンなどでは、赤ちゃんの歪みなどのお話もしています。
赤ちゃんって歪むの?という意見がとても多い。
まっさら、綺麗な状態で、基本的な状態でみんな生まれてくると思っている方がとても多いです。
みんながみんなではないので、怖がらせてしまっていたら悪いのですが、
いま、腹腔が狭くてお腹の中で、赤ちゃんがまあるくなれない場合があるようです。
この写真は下過ぎます・・・
片足が伸びている。とか、前屈の状態でいるとか・・・
40週赤ちゃんはそこで過ごすわけですから、想像してみてください。前屈を40週することを・・・
(体が大きくなってからですから40週ではないですね。でも、数週間はその姿勢のままです)
筋肉が硬直してしまいませんか?
たとえ、まあるく過ごして生まれてきても、
首が据わらないうちから縦抱っこで、げっぷの時には背中をどんどん叩いてしまっているとしたら・・・
背中の筋肉が硬直してきます。げっぷの時は優しく撫でてあげてほしい。
そして、縦抱っこで出歩いた日は、背中のCカーブを作ってあげられるような抱っこをしてほしい。
ただ、縦抱っこでも、カンガルーの様に背中のCカーブができて、首のサポートができるものもあるので、赤ちゃんの楽な姿勢をママが、パパが見つけてあげてほしいのです。
あ、抱っこ紐の話になってしまった・・・
今日は、マタニティです。
そう、だから腹腔を柔軟にしておくことは、生まれてからの育児に直結していくと思っています。
だって、胎児の時の姿勢が悪かった子の特徴として、寝ない。抱っこじゃないと寝ない。おっぱいがうまく吸えないから。
これ、マタニティクラスから産後クラスを通してみての私の実感です。
出産でヘロヘロの状態のまま、寝かせてもらえない育児が始まることはママは、本当に辛いのです。
アンパンマンも自分が元気だから自分の顔をあげられる。
でもママは自分の体がどうであれ、自分の体と時間を捧げることになるんです。
少しでも、そんな辛いを減らしたくて、
マタニティクラスでは腹腔を広げる動きをメインにしています。
腹腔を柔軟にして、リラックスして呼吸を深くしていくことは、血の巡りを良くしていきます。
赤ちゃんにとって、酸素も栄養も運んでくれる、ママの血流が命です!
緊張する時間が多い、考える時間が多い、仕事が忙しいマタニティの方は、交感神経が優位になっているので、血流が悪くなりやすい。
なので、ぜひ、マタニティレッスンにきて、ほぐされてください。
特に2人目ママ、3人目ママは休む暇がありません。
先日、このレッスンの1時間はお腹の中の赤ちゃんと私だけの時間にします!と言ってお子さんを預けてきた方がいました。
終わった後は、フワ〜〜と柔らかいお顔とお腹になっていました。
保育園活動、いわゆる保活などで、カリカリしてしまうかもしれませんが、
マタニティ期は本当に一時です。
その時間を味わってほしいな〜と思います。
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